オーダー可
ふじ屋製「京傳てぬぐい 鴨鞭蔭(かものむちかげ)」
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向こうに忍ぶが、おかしげなるもの。切り落としを差し覗けば、蓮の実のとんだ大入りにて、夥しき鼻の穴の見ゆる、いかおかし。
※切り落としとは、芝居の平戸間の追い込み席
「向こうがおかしげ」は「手拭合」の行われた忍ヶ丘、幕の向こうに忍ぶ顔、そのおかしげな顔という懸にかけた懸け言葉。
覗き穴は「鯨目」、その鯨目から覗くおかしな顔。図の獅子っ鼻は、京傳が洒落本・黄表紙の自画像や登場人物に多く描いたもので、「京傳鼻」の異名をとり喝采の対象になりましたが、この「手拭合」に登場したのが、その初出右手、左手の位置、当時流行の針が寝ような髻の本田髷、右目、左目の相違、そして京傳鼻そのすべてがおかしげで、おかしな顔。
「江戸生艶気樺焼」(うわさのかばやき)に登場する主人公。舞台から客席を覗いている図ともいわれています。
山東京傳(さんとうきょうでん)
江戸城紅葉山の東、京橋の傳蔵を戯作名とし、画名、北尾政演(きたおまさのぶ)による浮世絵、挿絵など様々な足跡の内に、天明四年(一七八四)の『手拭合(たなくひあわせ)』
は、京傳の遊び心であったにしても、伝統的な『てぬぐい』の世界に、観て楽しむ新しい世界を創りました。傑れた江戸のデザインをお楽しみ下さい。

製造元 | ふじ屋 |
製造住所 | 東京都台東区浅草2-2-15 |
商品名 | 京傳てぬぐい「鴨鞭蔭(かものむちかげ)」 |
商品サイズ | 手ぬぐい 350x900mm 額 365x920x30mm |
発送 | 佐川急便にて発送となります。 |